鬼スペックなのに超安い!テスラ「サイバートラック」が安く作れる3つの理由!

鬼スペックなのに超安い!テスラ「サイバートラック」が安く作れる3つの理由!

テスラから新しく発表されたピックアップEV「サイバートラック」。

このサイバートラックは今までの常識が通用しないほど「コストパフォーマンス」に優れ、スペックの割にとても安い価格設定をしています。

サイバートラックのコスパの良さ

https://www.extremetech.com/extreme/302489-tesla-unveils-cybertruck-f-150

サイバートラック シングルモーター デュアルモーター トリプルモーター
航続距離 400㎞+ 482㎞+ 800㎞+
0-96㎞/h 6.5s 4.5s 2.9s
最高速 177㎞/h 193㎞/h 209㎞/h
車高 400㎜
積載重量 1587㎏
牽引力 3401㎏ 4535㎏ 6350㎏
乗車定員 6人
車両価格 433万~ 542万~ 759万~

 

サイバートラックの一番航続距離の長いモデルは、モーターを3つ搭載した「トリプルモーターAWD」で、1回の充電で走れる航続距離は800kmと販売されているEVの中では群を抜いています。

ボディはステンレス、エアサスや電動シャッターなど機能充実なのに、車両価格は「759万円」という破格の安さです。

モデル3で航続距離530km走れるパフォーマンスモデルでも、車両価格は717万円からです。

ここまでスペック的にも機能的にも優秀なのに、モデルSやXよりはるかに安いのにはもちろん理由があります。

今回は「鬼スペックなのに超安い!」について、私なりの考察を3つご紹介します。

サイバートラックについての詳しい内容はこちらをご覧ください。

航続距離は脅威の800km!!テスラの新しいEV「サイバートラック」

「鬼スペックなのに超安い!」その1:バッテリーの価格と性能

https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/mag/15/00184/122600001/

EVに搭載されているバッテリー(セル)は時が経つにつれて、性能は上がっているのに価格は落ちているという状況です。

EVやバッテリー製品の普及で量産コストが下がり、需要と共に性能アップもしています。需要が上がると価格競争が始まり、価格は下がっていきます。

日本でテスラが発売された2014年の当初は「$440/kWh」という価格です。100kWのバッテリーだったら単純計算で440万円もしていました。

モデル3は販売された2019年は「$157/kWh」と5年間で1/3ほどまで価格が下がっています。

サイバートラックの発売は2022年頃とのことなので、バッテリー価格は現在のさらに半値近くまで落ちているようです。

テスラCEOであるイーロン・マスク氏の未来予想は的確なので、サイバートラックの価格はバッテリーの値落ちも考慮されているでしょう。

その2:量産による生産コストの低減

https://www.theverge.com/2017/11/9/16627528/tesla-perbix-acquisition-automated-factory-machine-builds-machines

何もかもが新しいサイバートラックですが、主要となる部分や内部構成部品はしっかり先代モデルを受け継いでいるはずです。

全く同じとは言いませんが、モーター周りは効率の良いモデル3部品を受け継ぐでしょう。バッテリーの内部構成なども。

量産すればするほど生産コストは下がります。世界でバカ売れしていて大量生産できているモデル3部品を使えば、コストの低減は今以上に可能です。

その3:直線的なデザイン

https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck

サイバートラックは内装も外装も一直線な曲線のほとんどない形状をしています。加工の難しいステンレスでボディを形成しているため仕方ありません。

丸みを帯びた曲線や球面は設計する上でも生産する上でもコストがかかります。部品との勘合も難しくなってきます。

直線的なデザインは設計も簡単で、生産自体も簡単です。

部品の生産工程が少ないほど、単純な形状ほどコストが安く、部品同士の合わせや勘合も容易に調整できます。

ボディのアウターパネルなんてほとんど曲面が無く、平面なので型費なんかは相当安く済むはず。

ポリゴンのような直線的なデザインが、実は生産コストを下げる秘訣となっています。

サイバートラックの価格は、今後のテスラ車にも期待が持てる

https://www.topspeed.com/cars/tesla/2022-tesla-model-s-ar182122/pictures.html

サイバートラックはモデル3よりコスパ最強になりそうですが、ここまで価格を落とせる計画ならば今後テスラから販売されるEVにも期待が持てます

もしモデルSが新型にフルモデルチェンジするとなれば、モデルSの特徴である「加速性能」「テスラ最長の航続距離」「機能充実プレミアムセダン」にさらなる磨きがかかり、価格も下がるでしょう。

モデル3もモデルSやXのように、途中で大幅な価格修正が入るかもしれません。

となればモデルYの発売を待っている方は今以上に期待が持てます!

まとめ

サイバートラックの安すぎる価格についてのご紹介でした。

  • バッテリー価格低下と性能アップ
  • 量産によるコスト低減
  • 直線的なデザインによる生産コストの低減

販売まではまだまだ先ですが、できればこのスペックのまま価格も変更せずに発売してほしいです。

サイバートラックはアメリカを走っているピックアップが、すべてサイバートラックになってしまうほどの可能性を秘めています!