航続距離は脅威の800km!!テスラの新しいEV「サイバートラック」
- 2019.11.22
- テスラ

テスラから新しいクルマが発表されました!
その名も
サイバートラック!!
このテスラのピックアップトラックは今までの概念を覆すようなスペックと装備を備えています!
サイバートラックの脅威のスペック!
サイバートラック | シングルモーター | デュアルモーター | トリプルモーター |
航続距離 | 400㎞+ | 482㎞+ | 800㎞+ |
0-96㎞/h | 6.5s | 4.5s | 2.9s |
最高速 | 177㎞/h | 193㎞/h | 209㎞/h |
車高 | 400㎜ | ||
積載重量 | 1587㎏ | ||
牽引力 | 3401㎏ | 4535㎏ | 6350㎏ |
乗車定員 | 6人 | ||
車両価格 | 433万~ | 542万~ | 759万~ |
サイバートラックのグレードは全部で3つ。
- シングルモーター RWD
- デュアルモーター AWD
- トリプルモーター AWD
ついにテスラ初!となる「トリプルモーター」が登場となりました!
一番上のグレードである「トリプルモーターAWD」の航続距離は、
脅威の800km越え!
現在テスラのラインナップで新型ロードスターに次ぐ航続距離を誇ります。
バッテリーの容量は公開されていませんが、おそらく200kWほどの大容量バッテリーが搭載されているでしょう!
0-96km/h加速も2.9秒とモデル3パフォーマンスと並ぶ性能を有しています。
モーターが3つも搭載され200kWほどの大容量バッテリー、恐ろしい加速と利便性を兼ね備えているのにもかかわらず、車両価格は759万円~と破格のバーゲンプライスです!
車体は全長5885㎜、全幅2029㎜、全高1905㎜とかなり大柄なボディです。充電スピードはモデル3と250kWhのV3スーパーチャージャーに対応します。
アメリカではテスラのサイバートラック以外のピックアップトラックは、買う理由が無くなってしまうほどのスペックと価格です。
今までには無い斬新なデザイン!
ボディ形状はポリゴンのようにかなり角ばったデザインで、クルマとは思えません。
それでも空力性能はとても高そうです。ライトは前後共に一直線で「アイアンマン」に似ています。
フロントガラスの上には埋め込み式のオーバーヘッドライトが装備されており、アメリカのピックアップトラックらしさもしっかり兼ね備えています。
充電口は他のテスラ車と同じ左後輪の上部にあり、ドアノブはモデルSと同じ電動格納式なのでボディ一面フラットなボディラインをしています。。
サイバートラックにはサイドトランクがある!
テスラおなじみの「フランク」はもちろんありますが、サイバートラックには「サイドトランク」なるものが存在します。
ちょうど荷台の側面部分で、「そこ?!」という部分に隠れています。フランクにサイドトランク、荷台部分と最強の収納スペースです!
サイバートラックは内装は?
このトラックは前列3人、後列3人の計6人乗りです。
前列のセンターシートは普段は折りたたんで、センターテーブルのような役割をします。
折りたためなかったら後席の人はディスプレイが見えなくなってしまいます。。。
ディスプレイはモデル3と同じ横置きのセンターディスプレイです。ですが、サイバートラックは17インチにサイズアップしています。後列の下には大きな収納スペースが設けらています。
ステアリングはレーシングカー顔負けのスポーティな形状をしています。フロントガラスもモデルX並みに大きく、解放感は抜群でしょう。
ボディは超硬ステンレス製!
サイバートラックは
超硬ステンレス鋼
で作られており、そのボディはハンマーで思い切り叩いてもびくともしない強靭なボディです。銃弾をも防いでしまう・・・?
ステンレス製のボディなんて映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシンのモデルとなった、「デロリアン」くらいでしょうか。もの凄いです。
ピックアップトラックには珍しい「モノコックボディ」を採用しており、従来のトラックより軽量で剛性の高いボディです。
そこは大容量バッテリーを搭載しなければならないEVならではです。
ガラスはテスラの強化ガラス
サイバートラックのガラスはテスラ製の「強化装甲ガラス」を採用しています。
発表会ではサイバートラックのガラスに向かって鉄球を投げていますが、表面にヒビが入るだけで完全には割れていません。
ボディもガラスも強靭ときて、もはや戦車です。交通事故や事故の被害を最小限にとどめるだけでなく、クルマそのものの強靭性を高めていかなる危険も寄せ付けない最強マシンに仕上がってます!
サイバートラックの素晴らしい機能!
さすがのテスラです。今までには無い新機能をたくさん装備しています!
・外部コンセントを装備!
サイバートラックは荷台部分に110V・220Vの電力出力があります。テスラ初のコンセントです。
これで災害が起きてもテスラ車から電力を取り出すことができます。サイバートラックは災害にも強いクルマになっています。
もしもの時は他のEVに充電することも可能です!
・適応型エアーサスペンション
荷台にバギーやバイクを積車するときは前後のエアーサスペンションが上下10㎝車高を変化させ、載せ降しをようににできるようにしています。
もちろんこのエアサスは標準装備です。
エアーサスペンションはオフロード走行での相性も良く、路面に合わせ乗り心地を変化させるだけでなく、4輪のトラクションを最適化することもできます。
3つのモーターと適応型エアーサスペンションの組み合わせは、最強の走破性を実現するでしょう!
・電動シャッターと格納ラダー
荷台部分は電動の開閉シャッターがついており、積載物が少ない時はシャッターを閉めて空力を上げることができます。
荷物を砂やチリ、雨など様々な状況から守る役割もあります。
ラダーも格納されており、バギーやバイクだけでなく、人自体がアクセスしやすくなっています。
テスラは今までトランク周りのライトはどのモデルも暗かったですが、サイバートラックの荷台はしっかり明るいようです。
・カメラ式ミラー
ルームミラーがリアにあるカメラの映像を映し出す「カメラ式ミラー」になっています。
このミラーの利点は、後部座席や荷台が映らないので、障害物のないクリーンな後方視界を見ることができます。
また、夕日や後ろのライトが眩しい場合、自動で眩しくないよう修正してくれます。
映像を映さなければ普通のミラーとしても機能するので、もしもの故障でも安心です。
・全く新しいインターフェイスデザイン
センターディスプレイのデザインが全く新しいインターフェイスへと進化しています。
今までのGoogleナビとは違ったナビシステムで、車両の表示やスピード表示まで一新しています。
最新の高性能パソコンのようなデザインをしていて、未来感が増しています。
まとめ
テスラのサイバートラックは、今までにない斬新なアイデア・デザインで「クルマの常識」をいい意味で覆してくれました。
スペックと価格のバランスがモデル3以上におかしいです。コスパ良すぎ・・・
このサイバートラックはEVとしての常識、ピックアップトラックとしての常識、テスラの常識を見事に崩してくれました。
モデルS・モデルX・モデル3・モデルY・ロードスターと今回のサイバートラック。いよいよアメリカの主要車種をテスラが独占しそうです。
私も思わず予約しそうになったくらい魅力的です!新しいモデルSまでは我慢します(泣)
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