実はEV・電気自動車は冬に強い?!EVが冬に強い5つの理由

実はEV・電気自動車は冬に強い?!EVが冬に強い5つの理由

テスラなどのEVは「冬や寒い時季に弱い」と言われていますが、冬こそEVのメリットを発揮する時季です!

EVは冬に弱いのか?

EVは「冬などの寒い時季に弱い」とよく言われています。

  • EVは暖房が弱い
  • エンジンの熱が無いから、暖房でバッテリーを余計に消費する
  • バッテリーは寒い時季に弱く、性能が落ちる
  • 冬は電費が悪い

などがよく言われるEVの冬季のイメージです。

確かにエンジン熱が無いので、暖房を使用すればするだけバッテリーを消費します。

バッテリーは低温だと出力が落ち込み、満足に性能が出せません。したがって電費の悪化や加速の制限などを招きます。

実際にEVは冬季になると電費が2~3割ほど悪化します。これがEVが冬に弱いと言われる理由です。

EVは冬季こそ本領を発揮する!

https://www.leblogauto.com/2019/03/tesla-winter-experience-travers-electriques.html

デメリットはあれど冬季こそEVの本領が発揮されると言っても過言ではありません!

冬季のデメリットを補って余りあるメリットがEVにはあります!

そんなメリットを5つご紹介します。

電熱ヒーターこそ冬に最適!

https://teslamotorsclub.com/blog/2017/06/20/testing-the-limits-of-winter-driving-in-a-model-x/

車内を暖める電熱ヒーターはどんな環境下でもすぐに温かい温風を出せます。

エンジンのように5~10分ほど温まるのを待つ必要はありません。EVなら数秒で温風が出ます。

暖機の必要はなく、寒い中一度外に出て暖機のためにエンジンをかけに行く必要ありません。

テスラやリーフなら遠隔で暖房も入れられるので、乗った直後に「あたたか~い」ドライブができます!

ガラスの凍結もすぐに溶かせるので、氷を手ではがしたり溶けるのを待つ時間は大してありません。

一酸化炭素中毒の心配ゼロ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000379.000003128.html

誰しも車中泊をするタイミングはあると思います。冬季の車中泊は暖を取るためエンジンをかけっぱなしで寝る方がいます。

寝てる間に雪が降って周りに積雪すると、本来すぐ空気中に分散する排ガスが雪に壁に阻まれ、排ガスがクルマの周りに停滞します。

すると、暖房をかけているエアコンが排ガスを吸い込み車内に充満し、寝ている間に命を落としてしまうというケースがあります。

EVなら何をしても一切排ガスや一酸化炭素を排出しないので、安心して暖房を入れ続けることができます。しかも熱エネルギー効率はエンジンより圧倒的に良いので、お財布にも優しいです。

雪上・凍結路面でモーターの反応速度が最高に速い

モーターは電力のON・OFFで容易に出力コントロールできます。逆にエンジンはアクセルオフしてもエンジンの慣性が乗ってしまうので、すぐに反応できません。

モーターの反応速度はエンジンの100倍とも言われています。

路面凍結などでタイヤのスリップを感知して出力を制御するとき、エンジンが1回の出力制に反応している間に、モーターは100回も反応できてしまいます。

モーターは制御が圧倒的に早いので路面状況に即時に反応でき、エンジン車よりトラクションやスリップの制御に優れています。

しかもテスラのようなAWDモデルは前後にモーターがあり、出力系統が2つもあるので前後で別々のコントロールが可能で、圧倒的にトラクションが良いです。

雪道や路面凍結が心配な方でも、ガソリン車より安心して運転することができます。

充電だから寒い外で給油しなくていい

https://twitter.com/fbc_ojama/status/961199834639212544

EVならではの充電だからこそ、給油で寒い外に長い時間いなくて済みます。

充電なら帰宅して玄関に向かう途中で、クルマに充電プラグを挿すだけです。急速充電も同じで、プラグを挿して車内に戻るなり、充電しながら暖房の効いた店内に入るだけです。ほんの数秒です。

セルフ給油の多いご時世、ガソリン車だと5分ほど外で給油しなくてはなりません。自分のクルマに給油しながら肩をすぼめて寒そうにしている人を大勢見かけます。

冬場は5分といえどかなり寒いですし辛いです。5分もあれば手は悴んで身体は冷え切ってしまいます。

やはりプラグを挿すだけで終了するEVの充電はメリットです。

電費は悪化するのは最初だけ?!

https://www.teslarati.com/tesla-battery-range-sub-zero-snowy-conditions/

実は冬季でも場合によってはそこまで電費の悪化はしないのです。

走り出しはバッテリーも温まっていなければ、寒いので暖房も強めにかけるでしょう。そのため、走りだし20分くらいは通常より電費は悪いです。

ですがバッテリーの暖機が終わり、車内も温かくなって暖房が弱くなるとすぐ電気効率も良くなり電費もよくなります。

遠出の時などは全然気にならないレベルまでの電費になります。

そもそも暖房は冷房より電気を消費しないので、同じ温度設定なら暖房のほうがエコなのです。

暖房のほうが電気を消費すると感じるのは、冬場のほうが車内と外気温の差が大きいので暖房が強くなりがちだからです。

電費が悪くなると言っても自宅充電できる人にとってはあまり関係ありませんし、外充電の方もそこまで気にしなくても大丈夫だと思います。(経験上)

まとめ

冬場こそEVのメリットが発揮される時季です。

  • 電熱ヒーターだからすぐ温風が出る
  • 一酸化炭素中毒の心配はナシ
  • モーターは反応速度が超速い
  • 寒い中給油しなくて済む
  • 実はそこまで電費悪化しない

暖房がすぐに出ることはかなりありがたいです。車内でプルプル震えなくても済みます。ガラスの凍結もすぐなくなるので、クリアな視界で安全運転できます。

モーターの反応速度が速いのも雪国の方にとっては欲しい性能だと思います。ウィンタースポーツをやる方も安心して雪上走行できます。

EVが冬に弱いのは乗っていない方のイメージにすぎません。実際はより快適に、より安全に運転することができます。