テスラが新しいシートの特許を出願!ヒーター&クーラーシステムを新開発?

テスラが新しいシートの特許を出願!ヒーター&クーラーシステムを新開発?

テスラがシートヒーター&クーラーの新しい温度制御システムについて特許申請をしました。

electrekの記事でも紹介されていますが、詳しくご紹介します。

今までのシートヒーター&クーラーは?

https://minkara.carview.co.jp/userid/1078242/car/834942/2845160/note.aspx

今までのどのメーカーのシートも、同じ方式で温度をコントロールしていました。

シートヒーターは内蔵された電熱線に電気を流すことで発熱させ、流す電気の量で温度をコントロールしている。

シートヒーターは電気カーペットや電気マットと同じ原理です。

シートクーラーはシートの表面にある無数の穴から内臓ファンで空気や湿気を吸い込み、シートと人の接触面の温度を下げている。(正確には温度上昇の抑制)

また、エアコンの冷気を利用し、シート表面の温度を強制的に冷やす方法がある。

ちなみにテスラは全車シートヒーターがついていますが、シートクーラーに関してはモデルSとXのパフォーマンスモデルのみでした。

テスラが新開発したシートは?

テスラが今回新開発して公開された特許によれば、

液体によるシートの温度制御システム

とのこと。

Attempts to provide air ventilation through the seat foam are typically insufficient to remove excess heat and provide a comfortable environment for the occupant. Further, conventional heating systems are bulky, occupy space in the seat which typically requires the seat to be thicker, and are inefficient in heating the seat as the heat typically must travel through multiple layers and heat regions of the seat that the occupant does not contact. Hence, there is a need for an improved temperature-control system for vehicle seats.

テスラ曰く、今までのシートクーラーがファンを使った換気のみでは不十分で、乗員に快適な状況を作り出すには足りないとのこと。

また、シートヒーターでは電熱線などのシステム自体がかさばり、システムを内臓する分座席を厚くなってしまいます。熱は乗客が触れていない部分の複数の層および熱領域を通らなければならないため、従来の方法では座席の加熱が非効率的です。

The seat includes a seating portion and a backrest portion coupled to the seating portion. The seat also includes a temperature-control system associated with at least one of the seating portions and the backrest portions. The temperature-control system includes a base layer and an intermediate layer disposed adjacent to the base layer. The intermediate layer allows fluid to flow through it. The temperature-control system includes a cover layer disposed adjacent to the intermediate layer. The temperature-control system also includes at least one heating element disposed between the intermediate layer and the cover layer. The temperature-control system further includes a fluid pump to provide the flow of fluid through the intermediate layer.

今回の特許による新しいシートは、シートの中間層に水、もしくは冷却水を流し、冷却および加熱を可能にしています。

中間層はアルミのメッシュやポリマー発泡剤で構成され、そこに無数の穴が空いており、その中を液体が通ることでシート全体を効率よく均等に温度調整できるようになります。

テスラは毎回とんでもないことを思いつきますね。シートの中に液体を通すなんて、既存のメーカーでは思いつかないでしょう。あっぱれです!

システム自体のコストや消費電力は?

テスラに乗っている人ならだれでも気にするのが、

コストと消費電力

です。こんな大それたシステムを導入するからにはコストもかかりそうだし、システム使用時の消費電力も気になるところ。。。

ですがこのシステムはヒーターもクーラーも一つに融合するため、スペースを取らずコストも下げられるようです。

また、今までより効率よく温度をコントロールできるので消費電力も下がるとのこと。

夢のようなシステムですね!早く正式導入してほしいです!

どんな車種が導入される?

https://www.whichcar.com.au/reviews/2019-tesla-model-3-first-drive-australian-exclusive

おそらくモデル3を含む全車に導入されるでしょう!

コストが既存より低いのであればコスパを重視したモデル3にも導入されるのは必須。電費も改善され航続距離にも影響しそうです。

ただ導入されるのはまだまだ先の話で、特許が通り試験上問題がなくて、うまく量産されるまでは時間がかかります。

まとめ

テスラは液体式のシートヒーター&クーラーシステムを新開発しました。

  • ヒーターとクーラーのシステム統合によりコスト削減&電費向上
  • 効率的な温度調整で従来より暖かく、涼しくできる
  • モデル3も導入間違いなし!

液体がシート内部を通るので液漏れや故障が気になるところですが、年々テスラの品質も上がってきてるので心配はないかな?私は心配ですが(笑)

限界とも思われていた効率と性能がまだまだ改善されていく。テスラのテクノロジーたるや恐るべしです。

テスラは今後も想像がつかないような発明を続々とするでしょう。