イーロン・マスクの戦略的計画なのか?テスラが広告を出さない5つの理由

イーロン・マスクの戦略的計画なのか?テスラが広告を出さない5つの理由

こんにちは!トシです。

今回はテスラが「広告を出さない」ことについての考察を紹介します。

テスラは広告を出さない

テスラは創業16年のまだまだ若い企業ですが、過去一度もCMはおろか広告を出したことがありません。正確には「広告費を一切出さない」が正しいです。

自動車を作っている会社はみな莫大な広告費を投入しコマーシャルやチラシ、ネット広告を使って自社のクルマを宣伝します。もちろん自社のクルマを売る為で、利益のためなら広告費はいくらでもかけます。

その広告費をテスラは一切出しません。要はクルマの宣伝をせずにクルマを売っているのです。

なぜテスラは広告を出さないのか?

PhotoMIX-Company / Pixabay

ではなぜテスラは広告を出さないのか?広告を出せばテスラの存在が多くの方に認知されクルマが売れるでしょう。クルマがたくさん売れれば多くの利益が入り会社は潤います。

テスラが広告を出さない理由として

  • 広告費を削減し車両価格を下げる
  • 広告を出さなくてもいい製品は自然と売れる
  • 利益が主目的ではない
  • イーロンマスクの策略
  • 信者やリピーターの存在

広告費削減で車両価格を下げる

出典:https://dentsu-ho.com/booklets/46

ほとんどの大企業や自動車メーカーは「コマーシャル」や「ネット広告」「チラシ」などで広告を出し、何億何十億という莫大な広告費を掛けています。広告による売り上げアップで広告費を相殺できるからです。

ですが、必ず相殺できるか?と言ったらそんなことはなく、テレビCMからわかるように相殺できる製品のみ頻繁に放送されます。自動車メーカーだとスポーツカーのような少数の客層にしか売れないクルマのCMはあまり放送しません。

実際広告はいくらかかるのかは広告の種類で様々ですが、テレビCM15秒あたり50~100万円×放送回数分かかります。加えてCMの製作費とタレントや芸能人のギャラが広告費としてかかります。それだけの広告費を車両価格に上乗せして販売しています。

テスラはこの広告費を削減し、「まだまだ車両価格が高額なEV」を少しでも安くし多くの人の手に届くよう努力しています。

いい製品は自然と売れる

 

1000万円を超える高額なモデルSとモデルXが販売台数をどんどん伸ばし、他メーカーを抜いていきます。注目は後半に出てくるモデル3です。

広告を出さなくてもいい製品は自然と売れていきます。ネット社会の現代は口コミやレビューなどで簡単に製品の情報を知ることができます。テレビやお店の人がオススメしてくる商売文句より、実際の利用者の言葉が一番信用でき参考になります。

テスラは自社製品に強い自信を持っています。テスラのクルマは未だ品質面では改善が必要ですが、EVとしてのテクノロジー・完成度は圧倒的で他社の付け入る隙がありません。

利益が主目的ではない

https://www.tesla.com/jp/solarroof?redirect=no

どんな企業も利益のために製品を作るのが当たり前です。

テスラは

完全に持続可能なエネルギー社会の構築

を主目的として掲げています。ソーラーやパワーウォール・ギガファクトリーなどの蓄電池も手掛け再生可能エネルギーによるゼロエミッション社会を作る一環としてEVがあります。

2003年テスラ発足当初も

電気自動車は ガソリン車よりも優れていて、速く、楽しく、運転に妥協する必要がないことを証明したい

という理念でエンジニアが集まりテスラが誕生しました。

利益はとても大事ですが、より良い未来の実現のためテスラのEVを世界中に広め「持続可能なエネルギー社会の構築」のためにEVを販売しています。

テスラの企業理念

 

イーロン・マスクの戦術的計画か?

https://www.thesouthafrican.com/lifestyle/why-did-elon-musk-leave-south-africa/

テスラは広告を出さないため当初の認知度はかなり低く、クルマも全然売れていませんでした。

こんなにEVとしての技術・最先端テクノロジーの塊であり他車を圧倒する性能を持ちながら、認知度が低いがゆえ他の自動車会社はテスラという企業を「後の脅威」と認識せず、EVの開発に踏み切らずに既存のガソリン車の改良にいそしみました。

テスラはこの隙に数々の企業から資金援助をもらい、EVの可能性・モデルSのスペックを世界に広げると同時に急速充電器としては異例のスピードを誇る「スーパーチャージャー」の世界展開を進めていきました。

テスラは広告を出さないことにより他の自動車メーカーがEV開発に注力する前に準備を整え、一気に周りが追い付けないところまで成長することが可能になりました。

 

 

テスラが世界に先駆ける準備は整った

他の自動車メーカーがEVの開発に悪戦苦闘している中、テスラはコストとパフォーマンスを両立したモデル3を完成させ、バッテリー工場や自動車製造工場を作り上げ量産の体制が整いました。テスラ モデル3は超格安!国産スポーツカー6種と比較!

テスラはすでに広告無しで世界中に認知されています。販売台数がその証拠です。日本でもモデル3のオーダー開始とニュースに取り上げられはじめ、認知度がどんどん上がっています。

イーロン・マスクはどこまで計画していたのか?

https://www.pinterest.jp/pin/262264378273584568/

正直イーロン・マスクはここまで計算していたかはわかりません。でもイーロンはめちゃめちゃ頭のいい人間です。映画「アイアンマン」の主役である超天才トニー・スタークにちなんで「リアルトニー」と言われるほど天才です。

そんなイーロンならここまで計算していたかもしれません。

信者やリピーターの存在

テスラは「EVとしてのテクノロジー」「オートパイロット」「先進技術」あまたの魅力があり、多くの人を魅了しています。

魅了された人の中にはユーチューバーやブロガーなどテスラからは無償でテスラの魅力を伝える「リピーター」がいます。リピーターのおかげでテスラが世界に浸透していっているのも影響しています。

イーロン・マスクはこのリピーターもうまく活用しています。一企業のCEOがTwitterで情報発信していのもテスラを拡散する上では有効な手段と言えます。

そんな私も当ブログでテスラを紹介しているので、テスラにとったら無償で広告してくれるいい広告媒体と利用されている一人です(笑)。

まとめ

良いものは勝手に売れますし、消費者にとっても価格が抑えられるなら万々歳です。購入した後はいくらCM放送されてもユーザーにとっては意味ありませんし。

一度認知されれば速いです。テスラには人を引き付ける魅力が多いにあります。一気に拡散していきます。

社齢16年そこそこの会社がここまで成長しているのを見ればわかります。成長スピードが尋常です。それだけ世の中の人を魅了しているのです。

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