テスラ乗りが日産リーフを本音でインプレッション!

テスラ乗りが日産リーフを本音でインプレッション!

こんにちは!元アンチEVのEV乗りです。

今回は日産のリーフとリーフe+に試乗してきましたので、テスラ乗りの目線から本音でインプレッションしたいと思います。

車両価格の違いはあれど、リーフの良いところ・悪いところを見ていきたいと思います。

第1印象は?

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/exterior_interior.html普通にかっこいい!

現代風の流線型なボディにグリルレスで洗礼されたフロントマスク、鋭い眼光のLEDヘッドライトなどどれもバランスよくデザインされかっこいいという印象でした。

さすがの国産メーカーです。細部の作りこみや部品同士の合いはテスラより圧倒的に品質が高いです。この高品質なEVをテスラの半額以下で買えるとなれば、リーフはかなり賢い買い物ではないでしょうか?

リーフの良いところ

まずはリーフのこれは良い!!と思ったところを紹介します。

アクセルレスポンスとコーナリング性能

さすがEVです。アクセルの踏み込み量に対してリニアに出力が出ます。また、もっとも重いバッテリーをフロア下に搭載しているので、コーナリング時のロールが少なくステアリングレスポンスも相当なものでした。EVの良さがしっかりと出ています。低速トルクもさすがのものです。

e-ペダル

e-ペダルによる完全停止まで強くかかる回生ブレーキです。ブレーキペダルを踏まなくていいのは運転がとても楽です。アクセル1つで加減速が容易に行えるので、前を走っているクルマとの車間調整がしやすく、クルマを思い通りに動かせます。

ディーラーの方曰く、リーフオーナーでe-ペダルを使っている方が少ないとか。正直使わないのは勿体ないと思います。回生ブレーキは慣れてしまえば使いやすい機能です。市街地などちょっと渋滞気味なところを走行するときに、ブレーキペダルを踏まなくていいのはガソリン車に対してかなりのアドバンテージになります。

また、リーフはバッテリー満充電に近い状況などで回生ブレーキが弱くなっても、自動でフットブレーキを使い足りない分の制動力を補っています。どんな状況下でもアクセルオフ時の制動力が変わらないのはテスラには無い機能です。

月額2000円で走り放題!

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2の「使いホーダイプラン」に加入すれば月額2000円で走り放題は脅威です。Volkswagen(ホルクスワーゲン)にも同じ走り放題プランがありますが、こちらは月額5200円もかかります。

月額2000円でどれだけ走行しても無料というのは最高のメリットと言えるでしょう。地方などはクルマでの移動がメインなので、家計を苦しめていたガソリン代から解放されます。この「使いホーダイプラン」が目当てでリーフを購入する方も大勢いるようです。

いろいろな設定や情報が見れる液晶メーター

リーフはメーター上で様々情報を見ることができます。このバッテリー状況から充電時間予測が見れるのは羨ましいと思いました。バッテリーを消費しすぎてしまった時など、翌日までにどれだけ充電できるかも予測できます。

バッテリー残量と残りの航続距離が同時に表示されているのもありがたいです。テスラも早く両方表示してほしい。。。

また、曜日別に時間を指定できる「タイマー充電」という機能もありました(自宅充電)。スマホのアラームのように充電をコントロールできるのはテスラにない機能です。

品質の高さ

品質の高さはテスラより圧倒的に上です。部品の勘合もそうですが、不具合が全く起きないとのこと。テスラは納車後、初期不良や動作不良が比較的多く発生します。

リーフは初期モデルでさえ不具合が起こらず、ディーラーのメカニックさん曰く、

リーフは故障も不良も起きないので、正直よくわからない。故障やメンテナンスで全然入庫しないので弱点が無い。我々メカニックもリーフが入庫するたびに一緒に少しずつ勉強している。

さすが国内メーカーです。リーフを買ったらメンテナンスもほぼないので、車検の時くらいしかディーラーに行かないレベルです。

リーフは100%電気ということもあって、あらゆるの電気部品をコンピューターが統括しています。

ユーザーが得体のしれない海外製テールランプや後付けのLEDデイライトや電気装飾を取り付けると、コンピューターが消費電力や抵抗値の変化えを「漏電」と感知して、クルマが全く動かせなくなる場合があるそうです。

EVに乗られている方は電装部品を付ける際、電源の取る場所に注意してください。

フラットな床下

フロア下もしっかりカバーがされて空力を意識しています。ここまでしっかり作りこまれていて価格も安いというのは素晴らしいと思います。

リーフの悪いところ

次はリーフのこれは、、、という部分を見ていきます。

充電までの動作が多い

リーフは、

「室内側から充電ポートのロックを解除」→「充電ポートを手動で開ける」→「充電口の蓋を開ける」→「充電プラグを挿す」

テスラに比べてやることが多いです。テスラなら充電プラグのボタンを押せば自動でポートが開き、後は挿すだけなのでとってもスムーズです。

価格の差があるので仕方ないですが、せめて「充電ポートを押せば蓋が開く」ようにしてもいいかもれません。三菱アウトランダーPHEVのようなワンタッチで開き、電磁ロックもかかるからイタズラ防止もできる構造になればもっとスムーズになります。

リアシートの足元が窮屈

ちょうど真ん中部分のフロアがバッテリーがいるので、大きく飛び出しています。

また、前席のシート下もバッテリーがせり出しているので、前に座るとかかと部にスペースがないので違和感があります。

後部座席の快適性はちょっと悪い印象です。

ノーマルリーフとリーフe+の差別化が少ない

e+は外観上、フロントバンパーの下にブルーのエアロが追加されるだけで50万円以上車両価格が上がるのに差別化が少ないと思いました。

でもバッテリー容量50%も上げて充電容量もアップしているのに、なるべく価格アップを抑える都合上ブルーのリップ追加が日産の精いっぱいの頑張りだったと思います。

リーフe+は余り売れ行きが良くないようなので、もう少し外観でe+の独自性を出せれば売れるかもしれません。

私だったら現状でもe+を買います!それはバッテリー容量の恩恵を知っているからです。

フロント駆動というレイアウト

リーフはモーターや変換機であるコンバーターなど主要部品がボンネット内に集結しています。構造上コスト削減や生産性も向上するので車両価格を抑えられるのですが、モーターという大トルクのトラクションが抜けてしまいます。

リーフを停車状態からフル加速をすると、フロント駆動なのでトラクション抜けを引き起こし空転します。また、急加速時はトラクション抜けでステアリング操作が暴れました。

モーターの特性を最大限生かすには、リア駆動か4輪駆動にしないとせっかくの大トルクが無駄になってしまいます。

まとめ

リーフは街乗りを常用として使うのが正しいでしょう。高速走行や長距離走行ならテスラのモデル3を購入したほうが賢い選択です。

リーフのEVとして評価はとてもいいです。

もちろん悪い面もありますが、それでも価格の安さや品質などとって補う部分は大いにあります。正直リーフのおかげでここまで充電インフラが整ってきているので、リーフには感謝しかありません。

リーフの出来栄えはとてもいいので、ぜひ迷っている方は購入しても損はしないと思います。