EV車の電費をよくする3つの方法

EV車の電費をよくする3つの方法

ガソリン車やディーゼル車の燃費を気にする人は、「燃料代」を気にする人がほとんどだと思います。

一方EVのユーザーの方で電費を気にする方は、電気代ではなく「航続距離」を気にしている方がほとんどではないでしょうか?

それではEVの電費をよくする方法をご紹介します。

 

急発進、急加速を控える

 

PublicDomainPictures / Pixabay

EVもガソリン車同様で急発進・急加速をすると、通常より多く電気を消費します。

EVは加速力がものすごいのでついつい強めの加速をしがちですが、けっこう電気を食います。

加速が一番電気を消耗する動作であり要因です。

「どうせ回生ブレーキで回収するからいいや~」といっても回生ブレーキで回収できる電気エネルギーは2~3割程度の割合です。

  • モーターで電気から動力に変換するロス
  • デフやベアリングなどの駆動ロス
  • 走行風などの空気抵抗のロス
  • タイヤと地面の摩擦ロス
  • モーターでの駆動から電気に変換するロス

など様々なマイナス要素にエネルギーは消費されて、やっと回収できるのは2~3割

なるべくゆっくり加速することが消費電力を抑える乗り方ですが、周囲の迷惑にならないよう交通の流れに合わせた加速が一番です。

 

回生ブレーキをなるべく使う

 

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モーターの神髄ともいえる「回生ブレーキ」をなるべく使い、運動エネルギーをできるだけ電気エネルギーに変換し回収することです。

フットブレーキはブレーキディスクとブレーキパッドの摩擦で運動エネルギーを熱や音エネルギーに変換しています。変換された熱や音エネルギーは空気中に放出されるだけで100%無駄です。

モーターはクルマの惰性による運動エネルギーを再び電気エネルギーに変換できます。

要は駆動用モーターが回生時は発電モーターとして機能します。

回生ブレーキでしっかりとエネルギーを回収すればかなりの電費アップにつながります。

100km走ってしっかり回生ブレーキで回収すれば2~3割回収できるので120km走れることになります。

つまり120km走っても消費した電力は100km分だけということになります。

EVはハイブリットやPHEVとは違い、日産の「eペダル」のようにアクセルを放すと強い回生ブレーキがかかります。この回生ブレーキで停止寸前まで減速できれば、最大限回生できているといえるでしょう。

 

速度を控える

 

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ガソリン車はエンジンの回転数とトランスミッションのギア比で燃費が左右します。

エンジンの一番燃焼効率のよい回転数と、トラスミッションが一番ハイギアの時が一番効率がいいのですが、速度が上がれば上がるほど空気抵抗が増えるので一概には言えません。

EV車の場合、モーターの回転数に比例して消費電力が増えるので時速10kmでも100kmでも理論上電費は変わりません。

ですが、速度に比例して空気抵抗も増えるのでなるべく空気抵抗の少ない低速域が一番電費が良くなります。

場合によっては高速道路より一般道のほうが電費がいいなんてこともあります。

空気抵抗は時速80kmを超えたあたりから急激に増えるので、高速道路では時速80~90kmで走るトラックの後ろを走行するとかなり電費が良くなります。

 

まとめ

 

電費の良くする方法はガソリン車で低燃費運転するのと同じようにゆっくり加速して、スピードを出しすぎないよう丁寧な運転をすれば「低電費」な運転ができます。

またフットブレーキではなく、なるべくモーターの回生ブレーキでエネルギーを回収しましょう。

回生ブレーキは無駄になってしまうエネルギーを回収するだけでなく、機械的なブレーキのブレーキパッド節約にもつながり、メンテナンス費の節約にもなります。

EV車の回生ブレーキによる減速は慣れが必要です。かなり強めのブレーキがかかるので、回生ブレーキの強さはアクセルペダルでコントロールします。

日産リーフの「eペダル」は回生ブレーキによる減速なので、積極的に使いエネルギーを回収しましょう。