電気自動車の実航続距離について

電気自動車の実航続距離について

こんにちは。元EVアンチのEV乗りです!

今回はEV車の「実航続距離」について話したいと思います。

現在販売されているガソリン車のほとんどは、「ガソリン1Lで走れる距離=燃費」が表記されているのが一般的ですが、

EV車は「バッテリー満充電で走れる最大の距離=航続距離」がメーカーのホームページに表記されるのが一般的です。

実際のところガソリン車は諸元に記載されている「燃費」を日常使いで達成するのは困難です。これはEV車も同じで諸元の航続距離はあてになりません。

燃費・電費基準の「JC08モード」「WLTCモード」の数値は正直信用できません。

では、EV車は実際のところどのくらい走行できるのかを紹介します。

 

実航続距離は「EPA基準」が最も信用できる

 

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

EPA基準とは、アメリカの連邦環境保護庁(EPA)が審査している燃費・電費データのことをいいます。

アメリカは訴訟大国です。メーカーが公表しているデータ(JC08・WLTC)が実燃費と違うと、ユーザーがメーカーを訴えて賠償金がとられてしまう恐れがあります。そのためEPA基準はユーザーが実際に運転したときの燃費・電費にかなり近い数値になっています。

アメリカでの基準のため日本のメーカーは国内には公表していません。(売れなくなったり税金が変わる為)

EPA基準はアメリカのサイトを調べるか、ネットで調べるしかありません。

 

実電費「wh/km」で考える

 

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay

これは「1km走るのにどのくらいの電気を使っているか」という単位です。

EV車が200wh/kmの電費で走行とすると、電子レンジ600Wの設定で20分連続使用したときの消費電力と同じ電気を消費します。

この「wh/km」は車両メーター上に表示されている車種とされていないものがありますので、されていない場合は簡単な計算が必要です。

?km/kwhの場合は1000w/?km=wh/kmが計算できます。

テスラ モデルSの場合、街乗りで200wh/kmの実電費です。搭載しているバッテリーが100kwhとすると、

100kwh/0.2kwh=500kmが満充電で走れる実航続距離となります。

日産 リーフの場合、街乗りで130kw/kmの実電費です(リーフオーナーの生の声)。搭載しているバッテリーが40kwhとすると、

40kwh/0.13kwh=307kmが満充電で走れる実航続距離になります。

季節や乗り方にもよりますが、EV車がバッテリー満充電で走れる距離はこんなものです。冬は暖房使用でこの数値より1割~2割ほど悪くなります。

 

実際のところ電欠前に充電するので100%ではない

 

paulbr75 / Pixabay

EV車は充電スタンドの都合から電欠近くまでバッテリーを消費するのは危険です。ガソリン車と違い電欠時のリスクが高すぎるからです。

電欠やバッテリー寿命への影響回避のため残充電10~20%で充電するのが正しい運用の仕方です。

安全マージンを設けて残充電20%残したとしてモデルSだと500km×0.8=400kmが電欠の心配なく走行できる距離です。

リーフだと307km×0.8=245.6kmが実用的な航続距離です。

※これは街乗り換算の数値なので、高速道路や流れの良い道路では電費はよくなります。

 

まとめ

 

Free-Photos / Pixabay

道路状況や冷暖房・運転の仕方で電費は変わりますが残りバッテリー残量が30%下回ったら、またはメーター上の航続距離が60km下回ったらこまめな継ぎ足し充電がうまく走るコツです。

EV車で旅行や帰郷など遠距離走行をする際は休憩と一緒に充電のタイミングを加味して計画を立てるのが、上手なEVライフを過ごせます!

EV車の走行やメンテナンスのコストが安い分、値段はガソリン車に比べて割高なので、購入するときは「実航続距離」をよく理解してから購入しないと後悔するかもしれません。