電気自動車・EV車を購入するときはなるべくバッテリー容量「kwh」の大きいものを買うべき

電気自動車・EV車を購入するときはなるべくバッテリー容量「kwh」の大きいものを買うべき

電気自動車を購入する際、バッテリー容量「kwh」は選ぶ上でも乗る上でも重要なスペックです。バッテリー容量が大きくなればその分車両価格が高くなるし、車両重量も重くなります。また、航続距離や充電時間など気にされる方がほとんどかと思います。

では、なぜよりバッテリー容量「kwh」の大きいものを購入するべきか詳しくご紹介したいと思います。

 

航続距離について

 

電気自動車のバッテリー容量は航続距離そのものです。1kmあたりの電費性能(ガソリン車でいう燃費)によりますが、容量の大きいものほど1回の充電でより長距離を走行できます。具体的にどのような恩恵があるかというと、

  • 自宅から目的地まで途中充電無しで行ける距離の増加
  • 自宅を出発し、充電無しで帰ってこれる行動範囲の拡大
  • 帰郷や旅行など遠距離走行での途中充電の回数減少
  • 残充電の余裕からくる心のゆとり!

ガソリン車と違い、電気自動車は充電場所・タイミングが重要です。高速道路や山奥で充電のタイミングを見誤ると電欠になり走行不可能になります。

バッテリー容量が大きいのは残りの航続距離を気にせず走れる距離も伸びるので心のゆとりにつながります。

充電回数が減るのも恩恵が大きいです。それだけ早く帰宅・目的地にたどり着くことができます。

日産 リーフを例にすると

バッテリー容量 モーター WLTCモード JC08モード
40kwh EN57 332km 400km
62kwh e+ EN57 458km 570km

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/charge.html

すでに電気自動車オーナーの方々が電気自動車で一番不満に思っていることは「航続距離の短さ」です。

いままでのガソリン車のような長距離走行ができないので、1回の充電でより長い距離を走行できる電気自動車が不便・不満なく乗れるポイントになります。

 

モーター出力とトルクについて

 

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

電気自動車のバッテリー容量はモーターのパワー(馬力)そのものです。バッテリー容量の大きさはそのままモーター出力に直結します。

バッテリー容量が大きければ大きいほどモーターへ供給できる電力が増加します。モーターは電力をそのまま駆動力に変換します。

つまりバッテリー容量の大きいものほど供給電力が大きくなり、モーターの駆動力が大きくなります。

日産 リーフを例にすると

バッテリー容量 モーター 出力 トルク
40kwh EN57 110kw(150ps) 320N.m
62kwh EN57 160kw(218ps) 340N.m

https://www3.nissan.co.jp/content/dam/Nissan/jp/vehicles/leaf/1901/specifications/pdf/leaf_1901_specsheet.pdf

このようにモーターは同じなのにバッテリー容量が違うだけで68psもパワーアップします。加速も速くなり高速の合流や坂道などもスイスイ走ることができ、運転がだいぶ楽しく楽になります。(68psは軽自動車1台分以上のパワーです)

ちなみに、モーターはもともとバッテリー出力より大きな電力に耐えられるように設計・製造されているので、壊れる心配はありません。

 

急速充電について

 

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

現在高速道路のPAやコンビニにある一般的な急速充電器の電力は50kwhです。1時間で50kw分の電力を充電できる出力です。とはいっても50kwhはピーク時の電力なので、充電が進むにつれて充電電力は落ちていきます。

また、残りのバッテリーが多いほど落ちていきます。これはバッテリーの劣化や発熱を防ぐためにあえて電力を落としています。

バッテリー容量が大きいほど充電時の発熱は小さくなります。また充電できる容量が大きいので、高い充電電力をキープすることができます。

どのような恩恵があるかというと、50kwhの急速充電器で30分充電した場合の充電電力量が多くなります。

リーフ40kwhを30分充電するとおよそ約150km分の充電できる。e+の62kwhだと30分で約180km分の電力を充電できます。バッテリー容量が大きいものは、同じ出力の充電器でもピークの充電電力を長時間キープできるため、より多くの電力を充電できます。

またリーフ40kwhは50kwh程度の急速充電器に対応できますが、リーフの高バッテリー容量タイプのe+62kwhは70kwh程度の急速充電器に対応できます。この70kwhの充電器はまだ一部の日産ディーラーにしか導入されていませんが、今後コンビニやSAやPAなどにどんどん増えていきます。

充電電力が上がればより短い時間で多くの電力を充電できるようになり、時間や心のゆとり・行動範囲の拡大につながります。

 

まとめ

 

40kwhリーフから62kwhリーフe+では約50万円の価格アップですが、電欠のリスクやパワーなどの恩恵を考えたら妥当の金額です。

車両重量アップは多少電費悪化につながりますが、重量が重いほど回生ブレーキでの電力回収量は増えます。また、クルマは重量が重いほど車体の揺れが遅くなるので乗り心地が良くなる傾向です。

以上のことから電気自動車を購入するといきはなるべくバッテリー容量「kwh」の大きいものをオススメします。ただその分車両価格も高くなるのでご自分の経済状況にあったものを購入することです。

バッテリー容量の大きいものほど偉い!なんてことはありませんので。